もう1度野党再結集を!促す野田佳彦氏

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  ・前首相でもある野田佳彦氏が無所属議員グループの議員たちに政治決断をするよう促しました。 ・消費税議論をしてから合流すべきという声に、合流後でもできると苦言を呈します。 ・いつあるかわからない選挙に向けて早急な判断を求めています。  
立憲民主党などの統一会派の野田佳彦前首相は21日、自らが代表を務める無所属議員グループの会合を開き、立憲民主党と国民民主党が結成を目指す新党に参加する方針を確認した。立憲と国民は党名などで折り合えていないが、野田氏は記者団に「もう政治決断の時期だ。合流を成就させなければならない」と述べ、双方に歩み寄りを促した。 https://mainichi.jp/articles/20200721/k00/00m/010/156000c
  野田佳彦前首相が代表を務める無所属議員グループの会合において、現在立憲民主党や国民民主党が競技する新党に参加する方針を示し、これを確認しました。政治決断の時期であると考えており、両党に譲歩するよう求めた格好です。     野田佳彦氏は1957年5月20日生まれの63歳で、大手マスコミの内定を得ていたものの、当時設立したばかりの松下政経塾の1期生となり、政治を学びます。その後、社会経験を経て千葉県議会議員となり、下馬評を覆して当選、その後、小池百合子氏なども参加した日本新党に参加しトップ当選。その後、新進党、民主党と渡り、民主党では数々の要職を歴任。2009年に民主党内閣が誕生すると、財務大臣に就任。消費増税などを決断するなど、およそ1年間首相を務め、今に至ります。 野田佳彦氏が消費税アップを決めた張本人であるため、警戒する動きが強く、消費税で議論したい議員を牽制する形で発言を行ったのかもしれません。ただ、1つにならなければ勝てないのは、誰もが思っていることであり、野田佳彦氏がどんな役割で1つにまとめられるのか、政治の大事なキーマンになっていくことは間違いないでしょう。