ベビーシッターわいせつ事件で、運営会社の社長謝罪

ニュース社長
  ・登録したベビーシッターがわいせつ事件を起こしたとして運営会社が謝罪しました。 ・謝罪までが長かったことに対しての説明も行われています。 ・どんな理由であっても謝罪までの時間が長かったことは何の言い訳にもならないという見方もあります。  
ベビーシッターのマッチングサービス、キッズラインの登録シッターが立て続けに2人、強制わいせつ容疑で逮捕された事件で、子どもが被害者となる事件の舞台となったプラットフォーム運営会社のキッズライン代表取締役で社長の経沢香保子氏は8月7日、「社長より一連のお詫びと、安全対策、今後について」と題する謝罪文を発表した。同社ホームページ上で「運営からのお知らせ」などを更新した。 https://news.yahoo.co.jp/articles/4df762bfe003fef4711f23746a5a0ae5c48cedae
  2019年にベビーシッターが子供に対して強制わいせつ事件を起こす事件が発覚し、ベビーシッターを派遣するサービスに登録していたベビーシッターが複数逮捕された事件がありました。このサービスを作り、運営を行っていた会社の社長がホームページ上で謝罪文を発表しました。     この会社がまずい対応をしてしまったのは、最初の事件が発覚したにもかかわらず、利用者に事件に関することを周知徹底できていなかったことで、第二の事件を生み出してしまったことです。子供の安全を守ることが前提であり、その安全が疎かになっていたことは言語道断です。にもかかわらず、逮捕されてからも経営者などから謝罪がなかったことは問題であると指摘を受けることになります。 運営会社の社長は謝罪をするだけでなく、報道で指摘を受けた部分についての説明を行いました。その中で、ここまで事件に関する発表、謝罪をしてこなかった理由として、自らが発信する事への萎縮を挙げていました。社長として主張をする、反論をすることで、誤解などが広まるのではないか、そんな思いがあったようです。しかし、説明を尽くせばいいだけのことであり、何の言い訳にもならないことは明らかです。