小学生、医療従事者に寄せ書き贈る

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  ・静岡県にある小学校の児童が、授業の一環で寄せ書きを作り、病院へ送りました。 ・授業内で、医療従事者を応援したいという声が多かったことで、実現しました。 ・実際に寄せ書きを受け取った関係者は、直接的なメッセージは初めてだったと嬉しそうです。  
富士市立富士川一小の6年生が17日、学区内にある共立蒲原総合病院を訪れ、新型コロナウイルスの感染拡大で苦境が伝えられる医療従事者を応援する寄せ書きやしおりなどを贈った。 総合的な学習「病気から命を守る」の一環。臨時休校明けに充実できる取り組みをしようと各学級からアイデアを募り、医療従事者を応援する活動が提案された。全児童74人分の寄せ書き、メッセージボード、しおり約560枚の制作を各学級で分担した。 https://news.yahoo.co.jp/articles/254164df7745cfa833cd327728fd7c3bae67e0e9
  医療従事者に対する偏見が強まり、医療機関で働いているからと冷たい視線を送る人もいるそうです。一生懸命医療を支える人たちに対して失礼なのは言うまでもありませんが、小学校の児童たちが医療従事者を応援する寄せ書きなどを近くの病院へ届け、励ましました。     元々授業の中で、医療従事者を応援したいという声があり、具現化されたものです。寄せ書き、メッセージボードには6学年分の児童たちの言葉がつづられており、児童たちそれぞれの言葉で書かれています。代表者数名で病院を訪れ、看護部長がこれを受け取りました。直接メッセージを届けてもらったのは初めてだと感謝しきりだったようです。 地域の医療を支えるのは、医療従事者であることは確かです。しかし、さもそれが当たり前かのように思い、感謝の気持ちを伝えていない人が少なくありません。事実、今回の取り組みが初めての直接的なメッセージだったというのは考え直すべき部分でしょう。個人レベルでもいいから、医療従事者に感謝の気持ちを伝える、その行動をとっていけば、仕事への誇りにつながり、大量離職の状況を少しでも食い止め、医療の安定につながるのではないかと考えます。