石原裕次郎氏の遺志尊重し、石原プロ解散へ

ニュース芸能人
・石原裕次郎さんの命日に、石原プロモーションの解散が発表されました。 ・遺言で、「自分が死んだらすぐに会社をたたみなさい」と言われるも、今まで実行できなかった妻の石原まき子さん ・新会社では石原裕次郎さんの版権などを扱い、タレントなどは独立・移籍を行います。  
俳優の石原裕次郎さん(1987年死去)が設立した「石原プロモーション」(東京)が来年1月、芸能事務所としての業務を終了することが17日、分かった。渡哲也さん(78)、舘ひろしさん(70)や神田正輝さん(69)らが所属する「石原軍団」が解散することになる。 同プロは63年設立。現在は裕次郎さんの妻・まき子さん(86)が会長を務める。俳優のマネジメント業務や、テレビドラマ「西部警察」や映画「黒部の太陽」などの制作に携わってきた。 https://www.yomiuri.co.jp/culture/20200717-OYT1T50195/
  石原プロは石原裕次郎さんが立ち上げた芸能プロダクションであり、芸能人であれば誰もが知っています。石原裕次郎さんは1987年に亡くなりますが、奥さんの石原まき子さんが会長を務め、亡くなってから30年ほど、石原プロを引っ張ってきました。     石原プロは1963年に設立されます。元々日活に所属していた石原裕次郎さんでしたが、大手にはできないことをやると、石原裕次郎さんの主演映画を数多く制作します。しかし、映画で失敗し負債を抱えると、それまで毛嫌いしていたテレビに乗り気ではない中で出演、それが太陽にほえろ!でした。ここでテレビのすごさを知る石原裕次郎さんは、多くのテレビドラマシリーズを立ち上げ、立派な芸能事務所にさせました。 石原プロ解散の話題は石原裕次郎さんの命日に出ました。元々石原裕次郎さんの遺言として、自分が死んだらすぐに会社をたたんでほしいと言われていたからです。なかなか言い出せず、30数年が経ち、ようやく解散を切り出せた形です。所属タレントはそれぞれ独立、移籍になりますが、石原裕次郎さんが作ってきた世界観は多くの人の記憶に残り、石原プロもまた語り継がれていくことでしょう。