ペットショップで犬の値段が下がるのか
日本においてペットショップは身近な存在です。今は、ショッピングモールやホームセンターなどにもペットショップが併設されていることが多いですから、買い物ついでにふらっと立ち寄るという方も少なくないでしょう。
ペットショップでは時々、プライスカードにバツがつけられ、「お買い得!」や「SALE!」の文字と共に値下げされている子犬を見かけることがあります。そして、忘れた頃にまたペットショップを訪れてみると、同じ子が更に値下げされている…ということも。さて、どうしてこのようにペットショップでは、犬の値段が少しずつ安くなっていくのでしょうか?
ペットショップで犬の値段が安くなっていく理由

月齢が高くない子犬の値段が安いのはどうして?

欠点があるから
欠点とは、体の一部が正常ではないことを言います。子犬に何らかの欠点がある場合、ペットショップは値段を安くし、欠点についてきちんと説明した上で譲渡します。例えば- 鼻レバー(本来は鼻が黒い犬種であるのに、レバー色(茶色)の鼻をしている)
- 後ろ足に狼爪(地面に接しない爪)がある
- アンダーショット(上顎より下顎が出ている。いわゆる受け口)
- オーバーショット(上顎が前に出ている。いわゆる出っ歯)
- 尻尾が曲がっている
- ミスカラー(部分的に本来とは異なる色の被毛が生えている)
- 鼠経ヘルニア
- 臍ヘルニア(出べそ)
- 停留睾丸
容姿が標準から外れているから
犬種ごとに容姿の標準があり、その標準に近ければ近いほど値段が高くなる傾向があります。逆に、顔立ちや体格が標準から外れていると、相場よりも値段が安くなるようです。まとめ

