死んだペットが蘇る クローン
![クローンの犬=ソウル、伊藤進之介撮影](https://public.potaufeu.asahi.com/3e80-p/picture/12994854/48e37e38dfe68821678a98de0a96036e.jpg)
![すぐそこに遺伝子_クローン犬_9](https://public.potaufeu.asahi.com/dd85-p/picture/12994959/cb0627fc08115c04ed9b8f422434ad2a.jpg)
![すぐそこに遺伝子_クローン犬_5](https://public.potaufeu.asahi.com/91a7-p/picture/12994928/87038dbea09d9561cfd2c43144c53bdb.jpg)
![すぐそこに遺伝子_クローン_1](https://public.potaufeu.asahi.com/01d0-p/picture/12994853/d04da4442acc77b66829e6e494f92459.jpg)
健康診断や給食、多くの本を備えた図書室など、日本式教育のメリットを取り入れた、ルワンダの学校が重視するのは子どもたちが自ら考える力
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![すぐそこに遺伝子_クローン_4](https://public.potaufeu.asahi.com/ff48-p/picture/12994856/c95fabaa8c79960680b683baaedc2db9.jpg)
優秀な軍用犬のクローン、訓練コスト節約
死んだ命を蘇らせるかのようなビジネスには批判も絶えない。しかも黄は、ソウル大教授時代の2004、05年、米国の科学雑誌「サイエンス」に発表した論文が不正と認定されて職を追われた過去を持つ。2014年には研究費の流用や生命倫理法違反の罪に問われ、懲役1年6カ月、執行猶予2年の刑が確定している。 それでもこれまでに900匹以上のクローン犬が黄の手で生み出された。内外の公的機関から、嗅覚の優れた軍用犬や警察犬のクローン依頼も来る。優秀だった犬と同じ遺伝子を持つクローン犬の方が、再び軍用犬や警察犬になれる確率が高く、時間や費用を節約できるからだ。仁川国際空港では実際に研究院で生まれたクローン犬が薬物探知をしているという。黄は「クローン技術で、人がどれだけ幸せになれるか。実際に見れば、反対している人のほとんどが意見を変える」と批判に反論する。![すぐそこに遺伝子_クローン犬_8](https://public.potaufeu.asahi.com/78e7-p/picture/12994931/f0a8ea5b0e5985aaf81404538d6d35d2.jpg)
法規制がほとんどない世界
クローン犬をビジネスにしているのは黄だけではない。死んだ愛犬のクローンを飼っていると今年2月に明かした米国の女優バーブラ・ストライサンドが依頼したのは、テキサス州の企業だった。スアム生命工学研究院によると、日本でも研究院と連携してビジネス化を目指す動きがあるという。ペットのクローンに関しては、法規制や国際的なコンセンサスがほとんどなく、動物愛護の観点から常に批判はあるものの、価格次第で市場が広がる可能性はある。遺伝子テクノロジーは、私たちに自分とは何かを考え直すように迫っている――ダニエル・グラシュケン(だれでも使えるアメリカの研究施設「コミュニティーラボ」創設者)
![すぐそこに遺伝子_クローン犬_7](https://public.potaufeu.asahi.com/b00f-p/picture/12994930/214a20730a568676a9814ee1e20c043b.jpg)