ABEMA社長、コロナでも業績関係せず

ニュース社長
  ・サイバーエージェントでは、第3四半期決算が発表され、ABEMA部門の売り上げが堅調であったことが明らかになりました。 ・ステイホーム期間でABEMAを見る機会が増え、自粛期間が終わっても視聴習慣が変わらず、健闘しています。 ・テレビ朝日なども資本参加しており、現在赤字ながらも大きなポテンシャルを秘めている可能性があります。  
2019年に史上初めてテレビメディアを超えて2兆円を突破したインターネット広告費。 そんなデジタル広告時代の寵児ともいえるサイバーエージェントが、未曾有の感染症流行にどう立ち向かったか、関係者の注目が集まる2020年9月期第3四半期(2020年4〜6月)決算が7月22日、発表された。 結論からいえば、強靭な企業体質づくりと先進的な投資を進めてきたサイバーエージェントは、レガシー広告代理店が軒並み苦しむなか、コロナの影響をはねのけて年度業績見通しの維持に成功した。 https://www.businessinsider.jp/post-217245
  ABEMAなどを運営するサイバーエージェントの第3四半期決算の発表が行われ、若干の新型コロナウイルスの影響こそあったものの、減少幅は少なく、ABEMAの売り上げが急成長を遂げ、これまでの営業損益の赤字幅を縮小させています。     ABEMAはサイバーエージェントとテレビ朝日などが出資するインターネットメディアであり、無料のインターネットテレビ局でありながらも、スカパーなどの専門チャンネルを複数配信していくチャンネルとして2016年に立ち上がりました。これまでの広告収入だけでなく、見逃し配信の課金制度、公営ギャンブルなど様々な収益の柱を立てて、売上アップに努めてきました。 ABEMAは先行投資の分、赤字がかなり出ていますが、その存在感は日に日に高まり、地上波とほぼ変わらない扱いを受けるレベルです。サイバーエージェントの藤田晋社長も手ごたえをつかんでいます。新型コロナウイルスの影響で、既存事業に影響こそあったものの、ステイホーム期間で多くの人がABEMAを見て、その視聴サイクルが今も続いていることも大きく、今後営業損益がだんだんとゼロに近づき、黒字化をして、一気に成長を見せていくかもしれません。