石黒祐一(フィジカルアチーブメント代表)が語るボディビルダーが持つべき素質と信念について徹底解説!

社長
石黒祐一 地元新潟でフィットネスジム「フィジカルアチーブメント」を立ち上げた代表の石黒祐一さん。石黒祐一さんは長年ボディビルダーとして活動を行う傍ら、パーソナルトレーニングを行ったり、自らボディビルの技術を伝えたりするなど、様々な活動を行っています。   そんな石黒祐一さんにとって、ボディビルダーという職業は特別な意味があるようで、大いなる信念をお持ちです。ボディビルダーとなる上での素質、信念を中心にご紹介します。

ボディビルダーになるための素質

石黒祐一 健康管理の観点から筋トレを行い、その中でボディビルダーを目指す人も珍しくありません。しかしながら、誰でもボディビルダーになれるわけではなく、必要な素質が存在します。

強い意志と継続する力

フィジカルアチーブメント代表の石黒祐一さんは、「ローマは一日にして成らず」という信念を持っています。これは古代ローマはたった1日で作られたのではなく、長い時間をかけて作られており、一日頑張ってできたわけではないという意味が込められています。 ボディビルダーを目指すにあたって、例えば全国大会入賞を目標とする場合、段階的な目標が必要であり、その目標をクリアするための努力が求められます。その目標は一日頑張ってクリアできるものではありません。トレーニングなどを重ねていく中でようやく形になるものなのです。

耐える力

石黒祐一 ボディビルダーになるには耐えることも重要です。この「耐える」にはいくつかの意味があります。1つは結果を急がずに淡々とトレーニングを重ねていくこと、そして、誘惑に負けずに継続し続けること、そして、これぐらいでいいだろうと妥協をしないでストイックに挑み続けることです。 ボディビルダーはナルシストでないと務まらないと言いますが、それにはちゃんとした理由があります。ナルシストでなければ耐えられないこともあるからです。特に自分に自信がない場合、時に甘えが出やすく、誘惑に負けることもあります。そこに耐えることがボディビルダーには求められます。

学ぶ姿勢

ボディビルダーは体育会系で、ただただ筋肉が大好きな人がなると言われていますが、実はそんなこともなく、意外と高学歴な人が目立ちます。例えば、ボディビルダーとしても知られるなかやまきんに君はアメリカ留学を果たし、アメリカの大学を好成績で卒業しており、学歴の高さを感じさせます。 常に学ぶ姿勢を持ち続けることがボディビルには欠かせず、栄養学もその1つ。フィジカルアチーブメント代表の石黒祐一さんも栄養学を大学時代に専攻しており、その栄養学がボディビルとしての活動を下支えしています。

ボディビルダーに向いている性格はあるのか

石黒祐一 どんな職業にも向き不向きがあるように、ボディビルダーにも性格の向き不向きがあるとされています。

負けず嫌い

ボディビルダーは負けず嫌いでなければ務まりません。ボディビルダーはチームスポーツではなく、個人と個人の戦いです。しかも、採点競技的な意味合いが強く、スポーツとも若干異なります。あとは昨日の自分に勝てるのかという向上心、ライバルに負けない気持ちが問われます。 負けず嫌いといっても、誰にも負けない気持ちより自分に負けない気持ちを強く持っている人が多く、私たちが思い描く負けず嫌いとは一線を画します。

こだわりが強い

石黒祐一 ボディビルダーは細かいことにも手を抜かず、徹底的にこだわります。ボディビルダーには様々なルーティンがあり、そのルーティンが達成できないとイライラしがちです。それだけこだわりが強く、自分が決めたことを貫こうとします。 こだわりが強いことは時にマイナスに働くこともありますが、少なくともボディビルダーに関してはこだわりの強さがプラスに働くと言えるでしょう。

自分に厳しい

フィジカルアチーブメント代表の石黒祐一さんは自分に厳しくしながら、ボディビルを続けています。自分に妥協をする人は内面の美しさにつながらないと考え、自らがそれを実行していなければ説得力がないと考えている石黒祐一さん。 そのため、他力本願の要素は全くなく、自分でとった行動の責任は必ずとろうとしますし、自分が行った決断に後悔もしません。自分に厳しい人はボディビル向きなのです。

フィジカルアチーブメント代表の石黒祐一が思い描く未来

石黒祐一 フィジカルアチーブメント代表の石黒祐一さんは「ローマは一日にして成らず」という信念を持っていますが、なぜ「ローマは一日にして成らず」という信念なのか、これには大きな理由があります。

古代ローマの肉体美を取り戻したい

古代ローマの男性たちは各々が身体を鍛えており、体と体でぶつかり合うような荒々しさがあります。階級によっては太っていることが素晴らしいとされた時代もある中、中世の騎士たちは鍛え抜かれた肉体であることが素晴らしいという考えを持っていました。 フィジカルアチーブメント代表の石黒祐一さんはこの鍛え抜かれた肉体、肉体美を取り戻していきたいと考えています。

「健全な精神は、健全な肉体に宿る」

石黒祐一 古代ローマの時代、詩人として活躍したユウェナリスは「健全な精神は、健全な肉体に宿る」という言葉を残しました。実は「健全な精神は、健全な肉体に宿る」という言葉はユウェナリスの願望であったとされ、実際の意味は異なるとされていますが、フィジカルアチーブメント代表の石黒祐一さんはこの言葉を大切にしています。 内面の美しさが外に出てくるという考え方を石黒祐一さんが持っているからで、たとえ意味合いが違っていたとしてもこの言葉に偽りはないと石黒祐一さんは思っているのです。

器具には頼らない

近年は筋トレを効率的に行うために様々なアイテムが登場し、より合理的に筋肉をつけることも可能です。しかし、フィジカルアチーブメント代表の石黒祐一さんはこうした器具に頼った筋トレを嫌います。 確かに器具を使えば効率的にボディメイクなどが行えるかもしれません。しかし、器具に頼るということはその場しのぎになりかねず、ローマを一日で作ろうとするような行為です。これでは内面の美しさにつながらず、外面も良くならないと石黒祐一さんは考えます。

石黒祐一はなぜ新潟に戻ったのか

石黒祐一 長年パーソナルトレーニングを手掛け、自らもボディビルダーである石黒祐一さん。そんな石黒祐一さんは2017年から地元新潟で活動しています。なぜ新潟でボディビルを手掛けるのか、そこにはある要素があるとされています。

環境がいい

石黒祐一さんは内面の美しさが外面につながると考えています。つまり、内面の美しさがボディビルには重要であると考えているのです。内面の美しさは様々なところから形成されていきますが、その中には自然の美しさも含まれています。 石黒祐一さんが生まれ育った新潟県妙高市は豪雪地帯で、一面銀世界の日も少なくありませんでした。その中で生まれ育ち、水泳を行う中でボディビルに目覚めた石黒祐一さん。自然豊かな地元に戻ってボディビルの普及に励むことも内面の美しさにつながっていると考えられます。

フィジカルアチーブメントでは何を行っているのか

石黒祐一 石黒祐一さんが手がけるフィットネスジム「フィジカルアチーブメント」では何を行っているのか、その事業内容をご紹介します。

理想を追い求め続けられる厳しさの獲得のために

フィジカルアチーブメントでは基本的にフィットネスジムの経営栄養学セミナーSNSマーケティングを手掛けています。これらはそれぞれ関係なさそうに見えますが、SNSマーケティングはボディビルダーを行う個人がSNSを通じて多くの人に活動を知ってもらい、スポンサーの獲得につなげる意味合いがあります。 石黒祐一さんは自分に厳しく、ボディビルの活動を続けていますが、決して妥協することなく、内面の美しさを作り出しながら筋肉を創り出そうとしています。あまりにも厳しすぎれば誰もついていきませんが、石黒祐一さんの信念を知っている人からすれば、それを覚悟して臨んでいる人も多く、賛同者がフィジカルアチーブメントを利用している形になっています。

石黒祐一の簡単な経歴

石黒祐一 石黒祐一さんが上越市でフィジカルアチーブメントを立ち上げるまでには紆余曲折がありました。その経歴とはどういうものだったのでしょうか。 石黒祐一さんは現在42歳で、先ほどもご紹介した通り、新潟県妙高市の出身です。学生時代は水泳を行っており、学生時代には全国大会に出たことも。ボディビルに目覚めたのは大学時代からで、この大学時代からボディビルを始め、現在に至ります。 国立大学に進学すると、栄養学を専攻するようになり、内面から筋肉を創り出そうとすることに魅力を感じるように。ボディビルを行い、自らはパーソナルトレーナーとしてキャリアを重ねていく中で地元に錦を飾る思いもあってか、2017年にフィジカルアチーブメントの設立に至ります。

フィジカルアチーブメントの福利厚生

石黒祐一 フィジカルアチーブメントでは福利厚生が個性的です。いわゆる交通費補助や週休二日制といった普通の福利厚生もありますが、筋トレ用品補助サプリ補助タンパク質補助筋肉休暇フィジカルアチーブメントで使われているトレーニング機材を無料で使えるなど、ボディビルをするには最高の環境です。 ゆえにトレーナーたちもボディビルを目指す人は多く、石黒祐一さんの指導を受けながら教えている側も自分に厳しく臨み、生徒たちにお手本を示しています。ユニークな福利厚生ですが、いずれも合理的かつ効率的な福利厚生と言えます。

まとめ

フィジカルアチーブメントは現在新潟県上越市にありますが、同じようなジムが東京にあったとしても成功することは間違いないでしょう。それくらい先進的なことをしていますが、石黒祐一さんの考えは結構古風とも言えます。 ただ単に頑固で古風なのではなく、科学的に考えて効率性を求めた結果のことであり、長年のボディビル経験やフィットネスジムの指導経験がそのようにさせたと考えるべきでしょう。